2014年5月11日日曜日

gooブログからの転載

この世界で起きていることはすべてどこかでつながっている

 
私たち一人一人の人間はこの大きな世界全体から見たら、まったく取るに足らないちっぽけな存在で、風に舞う塵同様なわけだが、もっと別の視点、巨視的な視点から見ることができたら、情景は一変するかもしれない。


私たちに普段見えるのは自分と家族やまわりの付き合う人たちの世界くらいなわけだが、ユングという方の説でいくと、この世界はすべてどこかでつながっているものらしいのだ。だから時々、当人からすればまさかというような奇妙な偶然が重なったり、さまざまな出来事が起こってきたりするというわけだ。ただし、普通はこんなことばかり言っていては現実離れした奇人や、困ったちゃんのたぐいになってしまうから、たまに考えることはあっても、自分の心の中だけでとどめておく。正常な社会生活はなんと言っても重要なのだ。


ところが、実は昨日、寝不足なのにウォークマンの設定で夜中までパソコンを終了させることができず、仕方がなく起きていたので、自分のgooブログを開いてみると、なぜか見に来る方々の多くがレデンプトリスチン第三会を検索してこちらに辿り着くらしいことに気がついた。レデンプトリスチンの記事といっても小さな短いものしか書いていないのだが。


私自身とレデンプトリスチンといったら、何十年も前、今は亡き遠藤周作先生や河合隼雄先生とのちょっとしたかかわりに、ユング心理学が関係していて、当時、修道生活を希望していたころで、鎌倉のレデンプトリスチン修道院のパンフレットを取り寄せて読んだとき、創立者の尊者マリア・セレスタ・クロスタローザという方の神秘体験が、なんだかユング心理学の自我と自己を思い出させる気がして、心の奥底においでになるキリストを思い出して、鎌倉の当時の院長さまに面会に出かけたことがあったくらいなものです。修道院とお菓子の本をお土産に持っていきましたっけ。鎌倉はその院長様にことわられてそれっきりで、公園のお風呂ダヌキのコピーを差し上げたかどうか覚えていません。八王子のクララ会には送りましたが。


ただ、知人がレデンプトール会の司祭になったりしているので今も親近感はありますし、絶えざる御助けの聖母が好きなのです。


とにかくレデンプトリスチン第三会関係のおかげでユング心理学の方面もふたたび思い出し、今の状況の中で見直しているところです。日本とキリスト教の問題も今の世界の動きとユングと古代中国の知恵、老子の言葉も生き生きとつながってきたのです。今の時代だけ見ていてはわかりませんよ。世界史の流れを政治家や経済人は見直すべきです。上り坂は上りつめれば下りが待っている。しかし、下りきったらその先はまた上りに変わります。焦って今だけ見て軍事行動に走ったりしてよいわけがない。もっと知恵を出してもらいたい、世界の政治家の皆様方よ。


いや、キリスト教国のはずの欧米でも、すでに反EU勢力が力を持ち始めているとか。せっかくのファティマのマリア様のお助けも人間たち自身が無駄にしてしまいそうな今の国際状況、これも今だけ見ていては判断を間違える危険性の大きいものなのでしょう。



  http://members3.jcom.home.ne.jp/redetin/




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