2014年5月14日水曜日

昨日の分です。plalaからの転載

これだけは絶対書きたい、相棒劇場版Ⅲを見てきた 見る前はネット上の評判がどうも低調気味で、まあ可もなく不可もなくといった感じだし、評価ランクもちょうど3の並。はて、今回の相棒はいったいどんな映画なのだろうと思いながら見に行ってみた。 そして、自分の目で見たところでは今回の相棒は、たとえばテレビ版の初期の相棒のようなアクションの面白さを求める方だったらそれは評価が低くなるのも仕方がないかなと思った。どちらかというと今回の相棒はこれの前のスピンオフ版、相棒Xdayと同じ系統でエンターテインメント作品というより、社会派的な視点からの作品だと思った。といってもおなじみの米沢さんや捜一トリオが出てくるとそんなことは忘れて面白がって見ていた訳だが。 この映画を見ながらなんとはなしに思い出していたのは、先日の四谷の教会の講座で伺った話で、教会の講座だから聖書の話、祈りについての話ということになるのだが、なぜか、現代社会の現実の問題、人々の悩み苦しみの大きな原因の一つである「経済」の話が出てきた。NHKのクロ現のその放送は見ていないがそこで取り上げられた「ダウンシフト」の話と福音の関係だ。※訂正します。クローズアップ現代ではなくて、特報首都圏でした。パソコンもタブレットもちゃんと動かない状況でしたので修正できませんでした。 これだけではどう意味がつながるのかおわかりいただけないかもしれないが、まず、今日見てきた映画を一部の方々は、国家の陰謀がどうのこうのの話と捕らえておいでのようなのだが、これはそんなものではない筈だ。前面に出ているのが警察や自衛隊やその関係組織と犯罪だからそう見えるかもしれないが、それよりこれは、現代の地球規模の「戦争の火種」を人類はどうすればよいのかを問いかけている作品のように見えた。 最後の右京さんの言葉は、今の日本の現実の国防の守りと攻めの問題と、平和な世界への方向をどう一致させたらよいのか、矛盾だらけの人間の世界を考えさせられるものではないかと思った。 経済の問題でさえもキリスト教の理解ということで見ると福音の背後で響いているベース音に見えるように、表面的に見るだけでなく、背後の問題にまで目を向ける必要もあるのかもしれない。

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