2014年5月1日木曜日

plalaブログからの転載

けっこうあるある

 
こんにちは~、マリーで~す。

このところ昼間から出てきて早すぎる? だけど、うちのおばはんがなんだか夜中に目が冴えてきて、そのまま 寝不足だって騒いでるんだもん、今日はちゃんと寝てもらわないと困るから早めにこれ書くの手伝ってるのよ。あの人さあ、夜中に目を覚ましちゃって子供時代 を真剣に思い出してんの。子供時代って天国みたいだったって記憶もあるけど、思い出してみると子供時代に出会ってた世の中の不条理ってのもたしかにあった のよね。

夏休みに窓を開け放して涼しい風が入ってくるお部屋の畳の上でごろごろ寝転がって遊んでいたら、いきなり肩に強烈な痛み。ぎゃあ ぎゃあ泣き出して、飛んできた親が肩をみると蜂に刺されてたのよねえ。別に蜂に悪さなんてしてないのに、原因も理由もわからず蜂に刺されるのなんて、子供 時代に出会った初めての世の中の不条理もいいところじゃないのよ。

死んだ妹のみいちゃんなんかもっと災難だったんじゃないかしら。わがま まで自分勝手なおねえちゃんと、たった一人の末っ子の男の子だった弟の間で、次女でしょう、あの子、子供のときから味噌っかすの気分ばっかり味わってたん じゃないのかしら。うちのおばはん、今頃やっとそれに気がついてるんだもん、しょうのないおねえちゃんだわ。生まれてくる順番もどんな家のどんな親の子に 生まれるかも、誰も自分では決められないのよね。不公平だっていってもどうしてそうなるのか誰も知らない、わからないんだわさ。

阿佐ヶ谷 に住んでたころ、駅から家に帰る道を歩いてたら空からカラスのフンが落ちてきて服についたことも思い出したみたいよ。杉並区って住宅街の緑も多いから、カ ラスも多いのよ。ただ歩いてただけでカラスのフンを浴びるなんてのも、これだってちょっとした不条理ってもんじゃないのかしら。

人生の不 条理、不公平、理不尽ていっても大きな事柄から小さいことまで、いろいろなことがあってさあ、誰でもこの世に生きていれば必ずいつかはどこかで、どうして そんなことになるのかって思うようなことに出会うのよね。大人の世界の複雑でややこしい問題を考えなくても、子供にだって小さな事柄で説明できるなあ、う ん、いろいろあるあるって夕べ夜中に起きだしてあの人、明け方まで考えてたから寝不足になっちゃったわけよ。まったくどうしようもないんだからもう。

う ちのおばはんが思い出すことなんてたいしたこともないけど、世の中には通り魔みたいなわけのわからない、理由のわからない犯罪に巻き込まれちゃった人だっ ているし、ほんの気の迷いから人生台無しの人だっているし、とんでもないことをしていても、誰にも知られないで偉い人だと思われて一生を終わる人だってい る、どうしてそんなことになるのか、それってどう考えたらいいのか、どうしたらいいのかわからないことって、ほんとにいくらでもあるんだわ。この世の現実 はそんなことがいくつもあるのよね。

そんなこの世の現実っていったいどういう意味があるのか、なぜ、どうして、って言いたいことがこの世 にはいくらでもあるんだわ。そのあたりを切り取ってひとつの物語の形にまとめたいっていうのが、あの人がやってみようかなって思ってる仕事なのよ。この間 さあ、生活相談室でちょっと聞かれたけど、その答えはこんなとこみたいよ。これを形にしていくのはこれからの一仕事だから、楽じゃないって当人はこぼして るわよ。まあ当分、黙って放って置いてやってね。余計なことを言われても書けなくなっちゃうだけだからさ。お願いね。

そんなわけで本日はおしまい。ほんじゃまたね。

あ、この後は創作の秘密だから当分このはなしはブログには書かないわよ。いいでしょ、それは。

ついでにおまけ。ツイッターのお友達がいい写真をアップしていたので借りる。

    




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