2013年10月16日水曜日

メインブログからの転載

相棒12

 
今日からついに相棒のシリーズ12が始まった。

出だしでちょっと今までとは違う展開でびっくり。捜一トリオは、一番年長の三浦さんは今回、警部補に昇進。階級社会の警察組織と、暇課長がよく言う言葉。残りの二人とはちょっと立場が変わってきたわけだ。

ストーリーは長く複雑なのでここでは書かないで置く。どうぞ、ビデオなどでごらんください。

でも、終わり近くの右京さんの怒りの爆発、犯人の仲間に足を刺されて神経をやられ、一生杖が手放せなくなってしまって退職することになった三浦さん、周りになんと思われようと自分の信念を曲げないパパ甲斐氏、第一回目から大変なものだ。

だが今、番組が終わったところだが、本日は番組の余韻の前に伊豆大島の台風被害を受けた方々のことを思うと胸が痛むばかりだ。



2013.10.15

訃報やなせたかし先生

 
やなせたかし先生のお名前を意識したのは中学の卒業式の日にいただいた記念の壁掛けタイルの絵とそれに添えられた詩が最初だった。

ピエロが逆立ちをしている絵で、「生きていれば、照る日、曇る日いろいろさ、雨の日、風の日、そして晴れ、それが人生、これが人生」、確かそんな言葉だったのだが、何かというと心に浮かんできていまだに覚えているくらいだ。当時は詩人として認識していたような記憶があるのだが、気がつくとなんとアンパンマンの作者として有名になっておいでだった。

やなせたかしというお名前で、ああ、雨の日、風の日、そして晴れの先生だと思い、長い長い年月のお付き合いになっていることに驚いたものだった。そして自分の顔を食べさせて、ほかの人を助けるアンパンマンの姿は、なんだかイエスさまを彷彿とさせるではないか。やなせ先生の作品は子供の心だけではなくて、大人の心にも強く訴えかけ、考えさせるものだったと思う。

94歳という年齢に不足はないとはいえ、子供のころからずっと知っていたような方が旅立たれたのはやっぱり寂しい。ものすごく寂しい。でも、先生がいらっしゃらなくなってもアンパンマンはこれからもみんなの心に生き続けて、本当に大切なことは何なのかみんなに教えてくれるのだと思う。

今見たら、糸井重里さんとの対談が出ていた。この明るさ、こういうのが似合う方です。糸井さんの、ほぼ日です。
              http://www.1101.com/yanase_takashi/2013-08-12.html

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