歯医者さん
歯肉の検査に顔面全体のレントゲン写真で、これはとうとう入れ歯の話になるのかなと思っていると、親切な先生は、まだもうちょっと自分の歯でいきましょう。ただしまた前歯のときと同じで最終的には歯肉を切って中の掃除をして、土台の骨を当分維持していけるようにする手術をします、とおっしゃるのでした。
前歯のときも痛かったなあ、今度は奥歯でこの歯を抜いてしまうと両脇が無いから、嫌でも入れ歯だ。手術は嫌だけど、抜歯に入れ歯もいやだ。仕方が無いから先生の言葉に従うことにした。なさけない。
でも、当分まだ先で、痛い思いをするのは年末か、来年の初めになるらしい。その前の準備治療でたびたび歯医者さんに通うことになる。阿佐ヶ谷には12年住んでいたから、この歯医者さんには20年近くお世話になっているわけだ。
考えてみると担当医によっては、この歯医者さんでの治療ミスで化膿して顔面がお岩さんになったこともあるし、よいこともわるいことも両方あった歯医者さんなのだ。それってなんだか人間関係全般に通じることなのかもしれない。
相手に頭にきて怒っている時もあるけれど、相手のよいところも見てきているのだ。ここがむずかしいところなのだ。どの辺で手を打って受け入れるか、物事はどことなく共通したところがあるのを考えさせられる。
うっかり忘れるところだった、こちらもあります
ドリアン助川さん(またの名、詩人の明川哲也さん)とその一党
http://www.art-eat.com/
予約の必要な会はすでに売り切れ御礼ですが、普段のものは11月まで毎日です。
ドリアン助川
津波で壊滅した釜石の印刷所。わずかに残った活字だけで、ボクらそれぞれが作品を仕上げました。「足りない活字のためのことば」展。馬喰町アート・イートで本日より展示です。
http://www.art-eat.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿