2013年10月27日日曜日

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能狂言

 
こんばんは~、マリーで~す。

今夜はもうお休み前の遅い時間になっちゃってるけど、うちのおばはんときたらEテレの日本の伝統芸能を見始めちゃって、この分だとこの後の美の壺あたりまで見てからでないと寝ないつもりじゃないかしら。風邪も完全に直ってないくせに好きなものの誘惑にまるで弱いんだからもう。ほんとにしょうがないわ。

明日、あの人また明日は午後に歯医者さんだからって、朝早起きしないでいいと思ってたるんでるのよね。そりゃいいけどさ、能狂言なんて何処が面白いんだか、あたしにはよくわかんないわ。あの人は型の美がいいんだって言うけどさ、あたしには退屈過ぎちゃってさあ。

お、今度は美の壺だわ、今日のテーマはお刺身ですって。あたしはケータイだ~食べ物はどうでもいいけど、あの人にお付き合いよ。あれ、食べ物のはなしかと思ったらこれもお魚を使った美のはなしなのね。

お刺身って料理人が切っただけでお料理になる不思議なお料理なのか、へえ、知らなかったわ。うちのおばはんなんか実際はなんでもパクパク食べておしまいなのに、あの人にとってのお刺身の美ってなんなのかしら。

うちのおばはんにとって美ってなんなのかしらと思って、よくわかんないけどって聞いてみたら、きれいなものは目にも耳にも気持ちがよくて、楽しいんですって。ほんでもってなんと言うかより良いものとか、より気高いものへのへの憧れみたいなものを感じさせてくれて、この世の現実を超えた何かへの憧れを感じさせてくれるんだって。それが食べ物でも、ただの食べ物以上のものになるんだっていうんだけど、そんなのわかる? あたしにはやっぱりよくわかんないわ。

そろそろもうじき終わりみたいよ。見終わったら暖かくしてさっさと寝てほしいわ。

こんなところで今日もおしまいよ。ほんじゃまたね。

   

2013.10.26

ハロウィン

 
まずはお決まりのカボチャの写真から

         

日本はキリスト教国ではないし、欧米のそれぞれの国々の歴史や伝統の違いもあまりよく知らない人もまだまだ多いからヨーロッパもアメリカも十把一絡げで見てしまっていたりする。でも、実はそんなものではない。大体、キリスト教国だからといって、その国の古くからの風習もキリスト教由来のものと思っていると大間違いということもある。

日本人が普通一応仏教徒のつもりでいながら、実は仏教以前の神道的なものにも慣れ親しみ、さらには民間習俗にも染まっているように、ヨーロッパ、アメリカのキリスト教文化の背後にも民間習俗が今も生きている。ハロウィンという行事もそのひとつだ。

 

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