2014年2月24日月曜日

メインブログからの転載

たまには肉食

 
こんばんは~、マリーで~す。

うちのおばはん、やっと機嫌が直ってきたみたいよ。やれやれだわ、まったく。あの人、この間から手指の皮膚が薄くなっちゃって、いくらケラチナミン軟膏を塗っても全然効かなくて、掃除洗濯のたびに痛がってるから、今日はさあ、ここはもうちょっといいもの、おいしいものでも食べたほうがいいんじゃないのって言ってあげたの。ちゃんとした蛋白質を摂らないと皮膚が弱くなってるの治らないってね。

あの人、冬のガス代が高いもんだから他の生活費を切り詰めるのはいいんだけど、食費は栄養状態に響くのよね。あんまりけちった食生活を続けて、澱粉質のものばかり食べてたら蛋白質が足りなくなって指の皮膚だってもろくなるから塗り薬も効かないじゃないのって教えてあげたわけよ。

随分機嫌も悪いけどそれだってちょっとは贅沢もしておいしいものを食べないと、ますます悪いほうに考えが傾いちゃうじゃないの。あの人、お酒も飲まないし通信費以外は大して贅沢してないんだから、ちゃんとした食事くらいはしなきゃだめじゃん。自分が喜べないことはあんまりそればかりしてちゃだめなのよね。

毎日は無理でも、時々の贅沢って絶対必要なことなんだと思うのよ。そんなことを教えてあげたもんだから、今日は久しぶりにお肉をたくさん食べる日にしてたわよ。蛋白質たって卵とか、アジの干物とかもそれはたしかに蛋白質だけど、そんなんじゃなくて、もっとおいしくて心が満たされるものを食べなくちゃ。だからお肉よ。あの人、本当はお刺身のほうが好きだけど、指の皮膚に効きそうなのはやっぱりここはお肉でしょう。

てなわけで。うちのおばはんも今日は好物の骨付きラムを買ってきて自分で焼いて食べたらたちまち機嫌もよくなって、やる気も出てきたみたいよ。骨付きラムを2パック買ったから全部で8本、ご飯も食べずにお肉だけ(骨の分、お肉自体はそんなについてないしさ)食べて、ほかはリンゴだけ食べておしまいだけど、十分満足したみたい。

そういえばラムって以前はスーパーでもあんまり出てなかったし、出ててもすごく高かったのがこの頃は結構見かけるし、手ごろに手に入るんですって。あの人に言わせると一番聖書的なお肉だっていうのよ。旧約聖書にはもちろん、新約聖書じゃイエス・キリスト自身が神の子羊って紹介されてるくらいだもんね。日本人の食生活の中にもいつの間にか随分と大きな変化が起こっている見本みたいなお肉じゃないかしら。

とにかく今日はこんなとこでおしまいよ。ほんじゃまたね。

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