2013年5月15日水曜日

物置代わりにちょっとこれも置いておきます(1)

メインの過去ブログで重要なものも時々、適当に入れます。本日は二つ。

神は愛なり  2011.2.28
  
こんばんは~、あれっ、おはようございますかなぁ、うちのおばはんが変な時間に思いついてあたしに書けって言うんだもん。なんだかわけがわかんなくなっちゃったわ。あの人、ほんとに人使いが荒いと思わない?今日はもうゆっくりおねんねしようと思ってたのに、あたしを叩き起こして仕事を持って来るんだもん、まったくどうしようもないのよ。

まあ、いいけどさあ、考えが頭に浮かんだときにすぐに書かないと、言葉にまとまらないうちにどこかに飛んでっちゃうんだって。よくわかんないけど、あの人の頭の中にふわふわ浮いてるぼんやりした考えがまとまってくる「時」ってのがあるらしいんだわ。それを逃がしちゃうとまた書けなくなっちゃうんだって言ってるしさ、手伝わないとあの人もいつまでも寝るわけに行かなくなっちゃうもんね。

だいたい話がすっごく難しすぎるんじゃないのかなあ、いつでも、どこでも、そこいらじゅうにいくらでもいっぱいあって、だけど目には全然見えない不思議な力の話なんて普通あんまりしないわよねえ。おまけのその力がこの世界全体を包んでいて、それだけじゃなくてありとあらゆるもの、そこにあるもの全部の中に染みとおっているんだって。そんなの聞いたことある?

昔の偉い人は大海原の海の水と、水の中のスポンジにたとえて説明してるんだって。どういうことかっていうとさ、大海原は神様なのよ。それでもってスポンジは人間や動物や存在しているありとあらゆるものよね。ほんでもって、スポンジの外側にも内側にもいっぱいの海の水はそれこそ聖霊ってことになるんじゃないの。

といったって普通の日本人だったら聖霊なんて聞いたことも無いかも知れないのよねえ。まったく困っちゃうんだけど、うちのおばはんは前にどなたからだったか忘れちゃったけど、聖霊は「愛」と関係があるって言う話を聞いたことがあって、それが心にひっかかってるのよ。

でもさ、うちのおばはんなんかキリスト教の「愛」という言葉の意味が長い間理解できなかったのよ。だってねえ、あのひとの育った環境は仏教とか神道の影響が強くて、キリスト教と共通している考え方もあるけれど、「愛」という言葉で連想するのはまず男女の間柄のことになっちゃうのよね。親や兄弟、家族、友達の間柄だったら、親子の情とか友情とか情けということばになるのが本来の日本語よ。「愛」という言葉はごく近年に導入された言葉なんだわさ。

そんなわけで、うちのおばはんが神の「愛」の意味がわかるようになったのは、良い友達や、良い同僚に恵まれていたおかげだと思うわよ。それはね、ある時、会社で自分たちのタイプの機械の掃除をしながらおしゃべりしていたときにふと気がついたのよ。タイプ機も大切に扱わないと故障しやすくなるんだって。お皿やコップも大切に扱わないとすぐに割ってしまうし、大事に扱われていないものはすぐにだめになってしまう。人間も動物も植物も親や友達や仲間から関心を向けられて大切にされていないとおかしくなってしまう。これは何だろうって考えて、あの人、やっとこれが「愛」の力なのかってわかったのよ。「愛」されていないと誰一人生きていられないのよ。この世界全体が大きなお方の「愛」に支えられて存在できているんだってわかったの。

えーとね、佐久間神父様の作詞の子供の聖歌に「わたしたちはさかなのよう、かみさまのあいのなかでおよぐ」っていう歌があるけど、まさにこのことじゃないのかしら。だからあのひと、自分で書いた「公園のお風呂ダヌキ」っていう、おとなの心の中の小さい子のための童話に、形を変えてこの話を入れたのよ。お風呂ダヌキは、gooブログかはてなダイアリーで探せば出てくると思うわ。

というわけで、あの人、よくわからないなりに聖霊の働きと「愛」はたしかに関係があるらしいって思ってるのよ。たださあ、人間は小さい動物や植物と違って、神様のおぼしめしに従いたくなければ従わないことも出来ちゃうのよねえ。だから世の中にいろいろな問題が絶えないんだわ。目には見えない、まるでどこからともなく吹いてきてどこかに消えていく風みたいで、気がつかないと見過ごしてしまう動き、それを見分けていくおめめって今の時代とっても大事なんじゃないのかなあ。むずかしいけどね。神様からのものって見たくないと見えなくなっちゃうのよ。聞きたくないと聞こえなくなっちゃうんだから。

ほんじゃ、今日はこのへんでおわりよ。バイバーイ。

 追) せっかくだから「公園のお風呂ダヌキ」と「終課」のあるところ、はてなで場所教えとくわね。
    

 http://d.hatena.ne.jp/dabocat/20110219/1298093954
    

 http://d.hatena.ne.jp/dabocat/20110219/1298094093
    

 http://d.hatena.ne.jp/dabocat/20110219/1298094314


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