2014年1月24日金曜日

メインブログからの転載

国立科学博物館

 
こんばんは~、マリーで~す。

うちのおばはんたらさあ、なんかまだ元に戻ってないのよねえ。気持ちが重くて、ちっとも軽い話が生まれてこないからブログもなかなか書けないんだって。そりゃわかるけどさ、気持ちを切り替えないと何にも出来ないじゃないよね。あの人、妹のいい面を思い出すと悲しいばかりだからって、今日は妹の悪い面を一生懸命思い出してたのよ。

あの人の妹って、お姉ちゃんと違って昔から調子がいいというか、要領がいいというか、お姉ちゃんが大切にしているものでも何でも持ち出して自分のものにしちゃったり、なんか自由奔放なところがあって、だからよく喧嘩してなるべくお互いに距離をおいてたのよね。そういう妹のいまいましい、腹立たしい面をなるべく考えるようにしてたわよ。少しは効果もあったんじゃないかしら。でも、怒っても相手がもういないとなるとすぐに効果が消えてきちゃうんだわ。やっぱりもうちょっと時間が経たないと駄目なんだわさ。

ほんでもって今日は、少し気分転換になるようなことをしようって、あの人、去年からチケットを買ってあった大恐竜展を見に、ひさしぶりに上野に出かけたの。普通あの年代の人って、科学博物館より美術館のほうに行くんじゃないのかしら、それなのに、うちのおばはんときたら、絵画より恐竜よ。あっきれちゃうわ。

あの人が恐竜が好きなのは昔からで、あの人の書いた公園のお風呂ダヌキって童話にもちゃんと恐竜が出てきてるくらいよ。おばはんになった今でも、何千万年も昔に生きていた恐竜をみると人間というものの存在の小ささがよくわかるからいいんだって言ってるわ。

恐竜もよかったし、その後ついでだからってガイド付きで地球館の宇宙とか天体関係の展示も見てきたのね。これがまたよかったのよ。博物館はだだっ広くて、展示物もたくさんあるから、専門的な知識のない、うちのおばはんあたりが紛れ込んでも何がなんだかよくわからないのよね。やっぱり前もって時間を調べてガイド付きの時間にいったほうがいいみたいよ。

ほんの1時間の案内だけど、おかげで、ガス状の塊だった初期の地球がだんだん成長して、もともとは存在しなかった酸素ができてきて命も生まれ、何億、何十億という時間をかけて今の自分も生まれてきたんだってしっかりと感じて帰ってきたのよ。相当面白かったらしいわよ。

他に日本館ていうのもあって、あの人、日本の歴史は結構詳しいからこっちはガイドなしでも楽しめるのよね。科学博物館てちょっとした穴場だと思うなあ。もちろん普通の国立博物館のほうだって面白いわよ。今日の話はまあこんなところかしらね。

ってことで、ほんじゃまたね。


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