2014年3月30日日曜日

フェイスブックから

この二つのメダイヨン、左は何年も前に買ったカルメル山の聖母、右はこの間四ッ谷の教会の案内所で買ったドイツ製の絶えざる御助け助けの聖母、二つとも聖心のキリストと二面になっている、いわゆるスカプラリオだ。

 実を言うとこの二つのお姿の聖母子像、両方とも昔から心を引かれていて、両方とも自分の部屋のお粗末なミニ祭壇にもご像やご絵がおかれている。カルメル会は有名だし在世会も多くの人がいるけれど、レデンプトール会、レデンプトリスチンとなると、聖歌隊の知人が一人、レデンプトール会士になっているのと、遥か昔、鎌倉のレデンプトリスチンの院長様とお話して大変に参考になったことくらいだった。あんまり日本ではメジャーではないなあという印象で、第三会もないし、ちょっと前まで初台の教会もパッとしない印象だったのだ。

それが知人のお祝い事で久しぶりに行ってみると全然印象が違っていた。世代交代ということか、昔の暗いイメージはどこへやら、とてもよい感じの修道会、教会になっていた。先日、たまたまネットを見ていると、長崎を中心にレデンプトリスチンも、初台のレデンプトール会も第三会や信心会にも力をいれ始めたような感じだった。

 昔の鎌倉のレデンプトリスチンの院長様のおかげで、観想会の現実がわかると、どこでも同じはここにもあてはまるわけで、たしかに祈りについての勉強会は上野毛が一番だと思うが、自分の心にぴんとくるのは絶えざる御助けの聖母の、マリアさまに抱かれている幼いイエス様の足の脱げかけたサンダルとそれを辛うじて支えている一本のサンダルの紐、これこそが私たち人間の姿だと言う教え、これがとても好きなのだ。

 紐一本でしがみついているサンダルのように、イエス様とマリア様にしがみついていればなんとかなるというこの考え方が大好きだ。というわけでなんとなくカルメルより初台の信心会のほうが気になっているところなのだ。なんといっても近いしね。

※ 後で初台教会のホームページをみたところ、信心会ではなくて、レデンプトール会を応援する後援会だとわかった。しかし、レデンプトール会の知人たちのためにもこれはやはり多くの方々に知ってほしいグループだと思う。


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