2013年11月16日土曜日

メインブログからの転載

あっ、またか!

 
このところ、何とかごまかし、ごまかし、動かしていたメインのパソコンめが、いきなりまたおへそを曲げてふて腐れて動かないので、すみませんが今日はこの間からフェイスブックのほうに取り置き担っていた話をそのまま載せます。内容をご存知のかたがたはごめんなさい。でもこのことで、NHKの『ごちそうさん』が面白く感じられるようになったのも確かなのです。
『この間、自分のメインブログのどこかに、ご近所にロシア料理のつぼ焼きの店があるという話を書いたがこれがその後日譚になります

今日、たまたま時間があったので、たぶんお店の客もそろそろ引き上げたころだと思うころ、お店に行ってみました。西荻区民センターの近くのわき道からはいってすぐ、ポワヴルというそのお店がありました。

ところが、ところが、店主さんの体調がよくないので今月いっぱいで閉店の予定なのだそうです。お話を伺ったところ、店主さんはロシア正教には無関係だけれど、なんとあのバラライカで修行した料理人で、マスコミにも食文化の関係でも、知る人ぞ知るという方でした。

お店が閉店してしまうのは本当に残念ですがお店のある家自体が生まれ育ったご自分の家で、健康の問題もあるし、年金生活に入れる年齢になったからもういいということらしいです。残念!!

日本でのロシア料理が本来の専門の店主さんのお話では、...ロシア料理と一口に言ってもあの国は広大な国でさまざまな地域のさまざまな郷土料理があって、日本でのレストランのロシア料理というのはそのごく一部を切り取って日本人の口に合うように手直ししたものと思ってよいといいます。

食べ物というのは、どの国のどんな人でも、食べなれない味にはまず拒否反応があって、それを少しずつ口に合うように手直しするのが料理人のお仕事で、何が何でももとのままでは売れないということのようでした。

その話を伺ってみると、今のNHK朝ドラの「ごちそうさん」の世界がなんとなくちょっとわかってくるようでした。そういうことだったのかと新発見です。

ポワヴルはランチタイムだけの地域の小さなレストランですから何でも作って出しているお店です。もうじきお店をやめてしまうのはもったいないけれど、店主さんのお話をうかがえただけでも本当によかったと思いました。

わたし、お酒はぜんぜん飲めませんからお酒のことはさっぱりですが、今日のお話では日本酒というのは世界のお酒の中でもあの甘さが魅力で、辛口の日本酒というのは味わいに欠けたものだというのです。たぶんお料理を作る方ならではの感覚なのでしょうか。

ワインについても、ワインが広く好まれるのは、ワインというお酒がどんなお料理にも合うからだということでした。お酒とお料理って本当は切り離せないものなのですね。』
 
店主さんの意向で店が自然消滅の形で終わりになるまで話を出さないでということだったのでフェイスブックだけに出したものです。以上
 
 

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