2013年11月13日水曜日

メインブログからの転載

相棒12-5

 
今日の相棒のはなしは、どうもなにか無残な感じがしてならない。中国の科挙の昔から、選抜試験というものはいつの時代の何処の国にもあったわけだが、今日の話の出だしの就活学生たちのまるでお揃いのリクルートスーツ姿はなんだろう。

話の中で登場人物の一人が就活とは人生の集大成のようなものといったことを言うのが心に残る。人生ってそんな安っぽいものかねえ。大学で学生たちを育てている側の知人がいつだったか話していた、最近の学生の浅さを思い出してしまった。

どうも堅苦しい話ばかり出てきてしまうのでやめておく。それより、そのリクルートスーツについていた仕付け糸の謎から、事件の糸ぐちを解いていく右京さんの推理が見事だ。初めに着ていたスーツには仕付け糸はついていなかったのだ。

いったい何処で何が起こって新しいスーツに着替えたのか、さらにはどうして被害者は殺されたのか?就活をめぐっていったい何が起こったのか?そこにある人間関係はどのように絡み合っているのか?その辺はこれ以上余計なことは言いません。この先は見てのお楽しみ。

最後の花の里での場面がなにか心にしみます。やっぱり親子なんだなあ。

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