2013年9月3日火曜日

メインブログからの転載

竜巻

 
こんばんは~、マリーで~す。

うちのおばはん、今日は雑用で忙しくてこんな時間になっちゃったのよね。ほんでもってつい今しがた一階の大家さんのところに寄ったら、ご夫妻とももう八十すぎていて、世の中のことはずいぶんいろいろ見てきたはずの方が、竜巻の話から、世の中どうかなっちゃってるんじゃないかっていうのよ。こんなことは今までなかったようなことばかり起こってるんですって。

うちのおばはんは大家さんよりは若いからそこまではわからないけれど。竜巻なんて外国のはなしだとばっかり思ってたくちよ。ほら、オズの魔法使いで、アメリカ西部から家ごと竜巻に飛ばされてオズの国にたどり着くんだけど、西部のおばさんの家では、竜巻の避難用の地下室にみんなにげこんでたじゃない。ああいうのを映画で見てたら、まさか日本でも竜巻が起こるなんて思ってもいなかったわよ。

だけどもうかなり前に千葉の外房のほうで竜巻が起こって、それが初めて日本でも竜巻が起こるんだってわかった最初だったのよね。それでもこういうのはごくまれなことだろうと思ってたらちょっと前の筑波のほうの竜巻の被害でうちのおばはんもびっくりしたのよ。それでまた今回でしょう、昔とは気象状況がすごく変わったってことよね。

気象庁の中の象さんの文字に気がついて、なんでこんなところに象がいるんだって不思議がって詳しく調べた幸田司教様の話では、気象というのは大気現象を略した言葉で、この地球上の大気の動き、流れの現象の巨大さをあらわすのがあの象の文字らしいのよね。確かに竜巻だの、猛烈な雨だの、熱中症になるような気温だのって、一人の人間が簡単に把握しきれないようなすっごく大きくて広い地域におよぶようなできごとなんだわさ。

テレビを見ていると、水不足で雨乞いの祈りをする場面とか出てきて、よく考えると人間の力ではどうにもならない出来事の前には、人間より大きな存在の前に助けを求めて祈るのが本来の人間の姿みたい。うちのおばはんもなにか考えさせられちゃったらしいわ。昔、霜山徳爾先生が人間は科学の目とこころの目で複眼的に物事を見ていかなくてはいけないとかっておっしゃっていたのを思い出したんですって。

あれ、もうこんな時間だからこのへんでやめとくわね。ほんじゃまたね。

0 件のコメント:

コメントを投稿