2014年4月16日水曜日

gooブログからの転載

メモ

 

今週は何かと忙しくて気分的にも落ち着かないから、簡単なメモを書いておく。たぶんいずれどこかで使うことになるだろう。

・妹の顔は誰に似ているのか

 死んだ妹は子供のころから姉の私とは顔立ちがあまり似ていなかった。古い写真をみると父の子供のころの顔に似ているところもあるが、どうも違う。大体あの子の死に顔の写真や実物を見て、姉の私より老けて見えたのには驚いた。ふだんは髪を染めたり若作りしてたのだね。

どこで妹と判断したかというと、鼻のかたちだ。あの子は女親似で、母と同じ鼻の形をこちらは幼いころから見ていたから、どこの人かと思うような白髪頭でも鼻でわかった。しかし、あまりに変わっていてなんだか信じられないようだった。

私は父親似で、メガネをはずした顔を見た親類が、まるでお父さんね、といっていたものだ。妹はでは誰に似ているのか、今回、死に顔を見てわかった。火葬の炉の中に送る前の最後の別れのときのあの子の顔は、小さいときの怒ってむくれたときのような顔に見えたけれど、その前の確認のときの顔は、どこかで見た顔だと思った。

生前よりも年をとって見える妹の顔、どこかで見た顔だった。あれからもう3ヶ月も4ヶ月もたたった今、はたとわかった。貝塚のおばあちゃんだ。母の母、母方の祖母の顔に似ていたのだ。それはそうだ、母は祖母に似ていて、妹は母に似ていたのだから、死に顔を見て、祖母の顔をそこに見出しても不思議はない。

三代にわたる母娘の命の流れが妹で途切れたのだ。もっとも私や弟も子孫を残さないとしてもDNAの流れでは父方、母方どちらにも同じ血は流れていくのだから、大局的にはさして問題はない。だが祖母から母、母から妹に伝わっていた遺伝子はそこで途切れるのか。

なんだか不思議な気分だ。

さて、明日も朝が早いので今日はこれでおしまい。plalaブログは別記事で更新してあります。

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