2013年7月7日日曜日

メインブログからの転載

『東京だけ見ていると見えないものがある』



こんにちは~、マリーで~す。

今日はちょっと早いけど、うちのおばはんがこの話をしたいらしいのよ。

うちのおばはんのこの間亡くなったジャーナリストの知り合いが、なんだかまるで形見のように残していったのが、その方の生まれ故郷新潟発のSNS、アメカゴだったの。自分のところの新聞社のSNSがサービスを終了しちゃってから、その後、今ではほとんどのお友達がfacebookに引っ越しているんだけど、その方がご自分の意思で最後に選んだのは新潟日報社のアメカゴだったのね。

その方が予想以上に早く、突然にこの世を去っていっちゃった後、うちのおばはんも、いろいろ考えていた時にふと、知り合いは生まれ故郷の新潟をもっと多くの方たちに知ってほしい気持ちがあったんじゃないかって思ったのよ。

うちのおばはん、新潟のことはアメカゴと、二度目のお母さんの里で冬になるとものすごい積雪で有名な森宮野原や十日町くらいしか知らないんだけど、Yahooのブログの、北海道の釧路市動物園のホッキョクグマやアムールトラのことから知り合ったお友達がいて、そのご縁で北海道や秋田の今の現実とかいろいろしらべて多少はわかってたの。

東京やそのすぐ近くにいると、北海道とか東北とか九州や沖縄とかの現実はほとんど見えないのよね。大震災や巨大津波に原発事故さえも東京にいると時間と一緒にだんだん霞の彼方の話になってきちゃうくらいなのよ。

亡くなった知り合いは東京からは見えにくい自分の生まれ故郷の新潟というところにももっと多くの人に目を向けてほしいって思ったんじゃないかって、うちのおばはんにはそう思えたの。だからあの人、アメカゴも続けることにしたのよね。

都会の政治家が日本にも道州制を導入しろとかって言うけど、ほんとの地方の現実がわかって言ってるのか、ただの人気取りなのか怪しいと思うんだわさ。それどころか地域によっては中心地域の関東関西との格差、生活格差が大きくて、自殺者数も日本一だったりするところもある現実、その政治家はわかってるのかなあ。新潟はまだいいほうよ。

政治家さんたちには、やたらに風呂敷を広げないで、ちゃんと地に足をつけた政治をしてもらいたいもんだわさ。あれ、なんかまた余計なことを言っちゃったかしら、あの人が渋い顔してるからこのへんでやめとくわね。

とにかく、大きな都会だけが日本のすべてじゃないし、地方の生活や文化、食にも目を向けていくのって大事なことなんじゃないの。忘れるところだったけど、日本のカトリック教会って信者の数は少ないけどいくつもの教区に分かれているのよ。司教様も大変よね。ほんでもって、東京と新潟は姉妹教区なんですって。知ってたかしら、うちのおばはんは知らなかったのよ。昨日、四ツ谷のマンモス教会で献金の時に今日の献金の使途の説明があって岡田大司教様の意向で東京教区と姉妹教区の新潟教区のためにって聞いて初めてわかったの。

まあ、とにかくそんなことで今日の話はおしまい。ほんじゃまたね。

0 件のコメント:

コメントを投稿