2013年12月11日水曜日

メインブログからの転載

昨日の相棒のおまけ

 
相棒fanさんのところのコメントを見てもやはり昨日の相棒は出来がよくなかったようだ。1時間に無理矢理押し込めるには本当は深すぎる、大きすぎる内容だったのだと思う。輿水脚本がつまらない内容の筈はないと思うのだ。どう考えても時間枠が短すぎたとしかおもえないのだが。



これだから甘くは見ていられない

 
今日は水曜日。相棒のシリーズ12-9、年内最後だ。どんな話が出てくるかと固唾を呑んでテレビを見ていると、出だしは向島芸者殺人事件だった。殺された女性がカイトくんの小学校のときの同級生で将来の結婚を約束した幼い初恋の相手だったことから話が進んでいく。

彼女の過去を調べれば調べるほど話は思いもよらぬ方向にいくようだ。彼女の交際相手も問題だ。そして右京さんが何をつかんだのか、カイト君に向かって言う奇妙な言葉。『君は愛する人のために人を殺すことが出来ますか』。

殺されるまでの彼女の驚くような変貌をとげていたその実際の姿。そして彼女を本当に気に入ってくれていたご贔屓客や、悲しい愛を捧げた男。この話は一話分の時間で終わらせるにはもったいない話だったと思うが致し方ない。時間の制約で描かれなかった部分は各自の想像力に任せられているのだが、そこが実に重いのだ。人間性というものの深みを感じさせられるようなドラマであった。 

それはとにかく、年度内の相棒の放映は今日でおしまいで、次回は来年の1月1日、元日スペシャルで、夜9時から11時半まで。ゲストもなかなかで宇崎竜童さんや中村橋之助さん、他。


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