2013年12月6日金曜日

メインブログからの転載

普通のぼたもちがいい

 
こんばんは~、マリーで~す。

今日はうちのおばはんときたら、午後に阿佐ヶ谷の歯医者さんに行って帰りに躓いて足の指に怪我をしちゃったからって、夕方四ツ谷に出かけるのはやめにして、そのまま西荻窪に戻って図書館で新聞や雑誌を読んでたの。夕べからテレビもラジオも新聞もいろいろと騒がしくなってるけどさ、今日の阿佐ヶ谷の駅前なんかもすっごいものだったわよ。演説の声が鳴り響いちゃってたけど、あの人は足が痛くてそれどころじゃなかったみたいよ。

あたしなんかにはあの人以上に今の日本の政治の流れなんてわからないんだけど、ひとつだけわかるのは、世の中何事も万事塞翁が馬で、何がほんとに良いことで、何が悪いことかなんて簡単には見極められないんじゃないかと思うのよねえ。時間の経過を見ないとなんとも言えないようなことだってあると思うのよねえ。ほかにも時間の経過で現れてくる不確定要素ってのもあるはずだし、なんともいえないのよねえ。

そんなことより、あの人、昨日フェイスブックのお友達の記事で見たすっごくへんてこな食べ物が気になってたみたいよ。ナマコのボタモチっていうんですって。なまこ餅で作ったぼた餅かと思ったら全然違ってて、海で採れるナマコのほうで、それを黄な粉と砂糖でぼた餅みたいにして食べるっていうのよ。これってゲテモノっていうんじゃないのかって聞いたら、地方によってはいろいろな食べ物があるんだからゲテモノと決め付けちゃだめって叱られちゃった。

ほんでもって、今日はあの人、図書館に行ったついでに地方の変わった食べ物が出てくる本を借りてきたんだわさ。えっとねえ、東北おやつ紀行とか、クスクスの謎とかって本。雑学の種かもしれないけど、それでもこういうのって人間を考える材料になるんだからいいんだってうちのおばはんの言い分なのよね。なんか、あの大震災のことも、何十年、何百年もたつと忘れられてしまうかもしれないけど、土地の人が子供のころから食べなれていた食べ物の味というのは時と場所が変わっても別の形になっても受け継がれていくものなんじゃないかっていうのよ。

よくわかんないんだけどさ、その土地の食べ物って言うのも、その土地の歴史とかそこに生きていた人たちと切り離せないものだってことみたい。もしそうだったら、この先も自分の生まれ育った土地から原発事故や何かで大勢の人が切り離されて遠くに移されてしまったりすることはできるだけ起こらないようにって、思わずにいられない感じ。

でもここであんまり余計なことを言うとまたあの人に怒られちゃうからこのへんでやめとくわね。ほんじゃまたね。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿